◆パ・リーグ　日本ハム―ソフトバンク（１３日・エスコンフィールド北海道）

　スマートで知られる慶応ボーイの“慶応３兄弟”が泥臭く活躍して、ソフトバンクが逆転に成功した。

　０―１の４回。先頭・山川が左翼線の単打で出塁し、近藤は死球。無死一、二塁で“長男”の６番・柳町は２球で追い込まれながら、バーヘイゲンの３球目スライダーが左スネ内側に当たる死球でつなぎ、無死満塁とした。柳町は「全然痛くないですよ～」とばかりに全力疾走で一塁へと駆けた。

　“次男”の７番・正木は初球スライダーを左前に運ぶ同点適時打。二走・近藤は走塁死で１死二、三塁となると、“三男”の８番・広瀬は相手内野陣が前進守備を敷く中、初球ツーシームを叩きつけると、高いバウンドの遊ゴロで三走・柳町兄さんが生還。逆転へと導いた。

　慶応高、慶大の先輩後輩である３兄弟がそろってスタメンに名を連ねるのは、６番・正木、７番・柳町、９番・広瀬の順だった６日の楽天戦（みずほペイペイ）以来。３人の打順がスタメンで連続するのは２日の西武戦（東京Ｄ）以来で、この日と同じ、６番から柳町、正木、広瀬の順だった。

関連ニュース

・【試合速報】日本ハム―ソフトバンク（１３日・エスコンフィールド北海道）
・【ソフトバンク】延長１２回近藤健介が復活の決勝打　７月初打点に「迷惑かけてたんで。そこが一番」
・【ソフトバンク】ドラフト６位右腕が好救援　１７日ロッテ戦でプロ初先発も　サヨナラ負けでロッテに８差
・【ソフトバンク】４度目サヨナラ負け　代魔神・松本裕樹痛恨　今季２度目の２カード連続負け越し
・【ソフトバンク】山川穂高、京セラＤで驚異の本塁打率８・５０！　本拠みずペイの倍以上　なにわ４発目はリーグ単独トップ１４号