【西武】今季4度目の6連敗で借金30 渡辺GM兼監督代行「もったいない、今日みたいな試合は」

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2024.7.12(金) 21:51

9回、攻撃の様子を見る渡辺GM兼監督代行(カメラ・岡野 将大)

◆パ・リーグ 楽天3―2西武(12日・楽天モバイル)

 開幕から負けなしのドラフト1位左腕・武内でも西武の負の流れを止められなかった。2点を先制された直後の7回、野村大の移籍後初となる適時打で追いつくが、その裏、武内が浅村に左越えへ勝ち越しソロを被弾。終盤の反撃も相手の継投に封じられた。渡辺GM兼監督代行は「次の回をゼロに抑えるのが試合の流れの中では一番大事なところ。ここのところ、(チームとして)そういう場面が多い。点を取った後に取られる場面が」と悔しげに振り返った。

 今季4度目の6連敗。借金30はパ・リーグが前後期制だった79年10月1日以来だが、1シーズン制となると47勝80敗3分けに終わった72年の西鉄時代以来52年ぶりとなる。「もったいないよね、今日みたいな試合は」と監督代行が悔やんだのは初回の攻撃。源田、西川の連打で無死一、二塁と早川を攻め立てたが後続が凡退。武内を援護できなかった。「投手の方がきついのはわかっているのに、何か打つ方も追い込まれている」と監督代行。連敗中で打線にも重圧がかかっているのかもしれない。13日の先発は楽天戦13連勝中の今井。楽天キラーの右腕に連敗ストップを託す。

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