◆パ・リーグ　日本ハム６―１西武（１０日・ベルーナドーム）

　日本ハムの新庄剛志監督が、２戦続けて代走・五十幡をポイントに挙げた。

　９日の同戦では、代走で併殺を崩して決勝点をもたらしていた五十幡。この日は、１点を追う７回、先頭のレイエスが内野安打で出たところで代走で起用された。

　続く田宮の２球目に、厳しい警戒の中で二盗に成功。田宮のバントで三塁へ進むと、代打・郡司の浅めの中飛で同点のホームへ滑り込んだ。ギャンブルスタートでスタートを切った後、三塁へ帰塁してのタッチアップだった。

　新庄監督は「五十幡君に代えてなかったら、ヒヤ～とした（笑い）。よく走ってくれたね。ギャンブルスタートで、タッチアップも難しい距離で。スタート切って、戻ってタッチアップするのは結構難しいのよ。いつも五十幡君に助けられるね」と感謝した。

　警戒された中での盗塁についても「俺、もう嫌だって言う。サイン無視する。それぐらいプレッシャーですよ。アウトになったら、グダグダ、あーだこーだ言われる。大変な役目ですよね。でもこうやって勝利を持ってきてくれる１億円の足」と絶賛。９日にはインスタのストーリーズにも「俺が五十幡君の足を持ってたら　足に１億円の保険をかけるな」とコメントを添えるなど、連勝へ導いてくれた快足に最大限の敬意を示していた。

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