オリックス”逆襲5連勝”で勝率5割復帰 頓宮裕真サヨナラ犠飛、吉田輝星2勝目
ベースボールキング
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2024.7.10(水) 21:13
頓宮裕真 [写真=北野正樹]
○ オリックス 4x - 3 ソフトバンク ●<12回戦・京セラD大阪>
オリックスが鮮やかな逆転サヨナラ勝ち。7月は負けなしの5連勝となり、勝率を5割に戻した。
オリックス打線は初回、一死から2番・太田の左翼への二塁打、続く西川の左前打で一、三塁の好機を作り、4番・森の中犠飛で先制。森は中前適時打を放った前夜に続き、またしても初回に先制打を放った。2回は一死から7番・頓宮が中前打で出塁。続く杉本は右中間突破の適時二塁打を放ち2点目を奪った。
左大胸筋の筋損傷から復帰2戦目となった先発の宮城は3回まで無失点。しかし2点リードの4回、先頭の4番・山川に中越えソロを浴びると、5回は3番・栗原に右翼線突破の適時三塁打を浴び2失点目。同点に追いつかれ勝利投手の権利は得られなかった。
それでも、復帰後最多となる112球を投げ、7回8安打2失点の力投でハイクオリティ・スタート(7回以上、自責点2以下)を達成。先発の役割は果たした。
打線は3回以降、ソフトバンク救援陣の前に沈黙。すると同点で迎えた8回表、2番手の古田島がプロ初被弾となる勝ち越しソロを浴びた。
それでも1点を追う9回裏、ソフトバンク6番手・松本裕を責め、3番・西川、4番・森、5番・紅林の3連打で無死満塁。6番・宗は押し出し死球を受け同点に追いついた。なおも無死満塁で、続く頓宮が右犠飛を放ち鮮やかな逆転サヨナラ勝ち。9回表の1イニングを完璧に抑えた3番手の吉田に今季2つ目の白星が記された。