【オリックス】ラオウ、七夕にオリ姫も感激の決勝の2ラン 5月4日以来の3位浮上

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2024.7.8(月) 05:00

6回2死三塁、勝ち越しとなる左中間2ラン本塁打を放った杉本裕太郎(右)は渡部遼人とポーズを決める(カメラ・義村 治子)

◆パ・リーグ オリックス6―3日本ハム(7日・京セラドーム)

 オリックスの逆転勝利の殊勲のヒーローは杉本だ。宗の2点二塁打で同点に追いついた直後の6回2死三塁。今季3戦2敗だった右腕・伊藤の甘いシュートを強振し、左中間席に決勝4号2ランを運んだ。「いい感じで打てました」。七夕に客席のオリ姫を感激させ、ベンチ前では「1人でやるのは寂しい」と、渡部と肩を組みながら昇天ポーズ。5月4日以来の3位に導いた。

 直近5試合で3発。一時は飛距離が出ずに苦しんだが、西川や森に助言を求めて好感触をつかんだ。中嶋監督には連日試合前に「ボール球を振るなよ」と口酸っぱく言われ、「甘い球を1球で仕留められた」と実践。お立ち台で並んだ宗からも「もうね、なよなよしている人。でも、ラオウさんが打つとチームも乗ってくる」と辛口エールが届いた。

 チームは今季3度目の3連勝で借金2。指揮官は「目の前の試合を勝っていくしかない」と気を引き締めた。上り調子の選手会長が戦旗を掲げ、9日から本拠地で首位・ソフトバンクを迎え撃つ。(小松 真也)

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