【ソフトバンク】近藤健介、移籍後ワースト4試合無安打 絶好調の6月から急転「仕掛けられてない部分も」

スポーツ報知

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2024.7.6(土) 19:26

1回2死一、二塁、左飛に倒れた近藤健介(カメラ・谷口 健二) 

◆パ・リーグ ソフトバンク0―4楽天(6日・みずほペイペイドーム福岡)

 ソフトバンクが、ホームでは今季初の3連敗を喫した。3連敗自体も今季ワーストタイで3度目。4日の西武戦で完封負けし、5日の楽天戦も1得点のみ。この日も今季ワースト3安打で7度目の完封負けと、打線の湿りっぷりが顕著だ。

 中でも近藤健介外野手の当たりが急停止しているのが、気になるところ。この日も1、8回と得点圏に走者を置いて、いずれも外野への飛球に倒れるなど、4打席無安打。6月は月間打率4割1分3厘、7本塁打、23打点と大当たりだったが、今月に入って全4試合、15打席無安打と別人のようだ。4試合ノーヒットは移籍2年目にしてワーストで、6月30日の時点で3割5分5厘だった打率も3割4分0厘まで下げた。

 不振の理由は何か。小久保監督が「分かりません。技術が抜けすぎているんで。僕ごときが分かるわけないです」とする中、悩める天才打者・近藤に聞いた。

 ―4試合無安打

 「見え方が根本よくないなって感じです。当たったときの感覚が良くない。ピッチャーが頑張ってくれてるんで、先制点を取ればゲームの流れも変わってくる。(自分の)状態っていうよりも試合だったらピッチャーとの勝負なんで。打ち方うんぬんより、結果を出すだけかなと思います」

 ―「見え方」は好調時と何が違う?

 「きょうは、やっぱりおかしかったですね。きのうまで、あんまりそんな感じはなかったんですけど…。どうしても結果を欲しがったりするところもあると思う。そこは割り切っていければなと思います」

 ―四球は多い。相手バッテリーに難しい球で責められている

 「でも甘い球を打ち損じているのも事実。その甘い球、(各打席に)1球あるかないかの甘い球をしっかり捉えられないといけない。練習からしっかり、試合につながるようにやっていきたい」

 ―楽天バッテリーの攻め方に変化はあるか

 「特にはないです。打つのは結局、甘い球。厳しいところに投げられたら厳しい。甘い球へのスイングも仕掛けられてない部分もありますし、振ったら振ったで打ち損じてる部分もある。なるべく早く直していかないとなと思います」

 ―打線全体が左投手に弱い。打開策は

 「どうなんですかね。単純に(パ・リーグの)左投手がいいということじゃないですか。(打線が)打てないと(味方)バッテリーも悪循環になっちゃうんで。チャンスはつくってるんで、早い段階で先制点(を取らないといけない)というところ。こういう流れが悪い時こそ、ずっと試合に出ている僕らが打たないと。そういうところが(ここ3試合の)敗因じゃないかなと思います」

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