【ソフトバンク】和田毅、AIに「優勝できますか」その回答は?…マイクロソフト社と施設命名権契約

スポーツ報知

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2024.7.4(木) 17:35

AIの答えに笑顔を見せる和田毅(カメラ・谷口 健二)

 ソフトバンクは4日、日本マイクロソフト株式会社と、みずほペイペイドーム福岡に設置されているVIPルームのネーミングライツについて契約を締結した。正式名称は「Microsoft Premium Suite(マイクロソフト・プレミアム・スイート)」になる。

 顧客は野球観戦に加え、マイクロソフトの最新AIを体験できるのがミソ。「AIゆりこ」ならぬ、OB五十嵐亮太氏のAIアバターが質問に答える“AI亮太”との対話も楽しめるという。

 セレモニーには5日の楽天戦(みずほペイペイ)で先発する和田毅投手が参加。テープカットを行うと、続けてAIとの対話に挑戦。「2024年の福岡ソフトバンクホークスは優勝できますか? 簡潔に答えてください」と問いかけた。

 すると1回目はマイクの不調で入力できず。気を取り直して2度目の問いかけに挑戦したが「2020年」と読み取られてしまい、女性の声のAIデバイスは「2020年の福岡ソフトバンクホークスは、日本一に輝いたシーズンでした」と回答。なぜか一部で拍手も起きたが、空気を読んだベテラン左腕は「滑舌が悪くてすいません」と謝った。

 3、4回目も入力がうまくいかず、司会者も「AIでもたまにこういうことがあります」「さあここからが本番です」と脇汗をたっぷりかいた様子だった。

 ようやく5回目の問いかけで、入力が完了。しかしAIデバイスは「まだ詳細の情報は公表されていないようですが」「小久保裕紀監督の1年目のシーズンとなり、新たな挑戦が待っていることでしょう」などと、簡潔には答えてくれなかった。揚げ句「ホークスのファンとして、楽しみにしていることを伝えてくださいね」と和田に謎のお願いをしていた。

 誰もがオロオロする中、感想を問われた背番号21は「ちゃんと小久保さんが監督ということを知ってくれてたので、すごくうれしいです」と大人のリアクション。関係者を感激させていた。

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