【球宴】ソフトバンク・山川穂高マジ?「盗塁目指す」プロ唯一の成功はラッキーな“スタンディング二盗”
スポーツ報知
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2024.7.4(木) 16:00
日本野球機構は4日、「マイナビオールスターゲーム2024」(7月23日・エスコン、同24日・神宮)の選手間投票最終結果を発表した。ソフトバンクからは山川穂高内野手、栗原陵矢内野手、そしてファン投票でも選ばれた近藤健介外野手が選出された。クリーンアップの“KYKトリオ”がそろい踏み。2年ぶり5回目の出場となる山川は、公式戦で1度しか成功していない盗塁を決めると誓った。柳田悠岐外野手も選出されたが、右太もも裏肉離れのため辞退する。
2日の西武戦(東京D)で131打席ぶりとなる13号ソロを放った山川。スランプに陥っていた6月から月も変わり「オールスターに出るころにはいい成績を出して、しっかり楽しめるようにやっていきたいなと思います」と前を向いた。
球宴で披露したいプレーを問われると、その回答に報道陣がザワついた。「ホームランも一応打ったことはありますが、やっぱり盗塁。盗塁をしてみたいなと思うので、本当に目指したい」と真剣な表情で言い切った。
3月31日のオリックス戦(京セラD)で6年ぶり自身2本目の三塁打を放った際は、小久保監督に「野球やめるまで、見ることのできない山川の三塁打」と表現されたが、盗塁となると、さらにレアだ。
西武時代の19年8月17日、ソフトバンク戦(ヤフオクD)。1点リードの2回2死一、三塁、打者・木村がカウント2―2の際に、一塁走者として企図した。しかし山川のスタートのタイミングが遅く、二塁手前で一度はストップしたほど。ただ、投手・千賀のフォークがワンバウンド。捕手の甲斐は胸でブロッキングしたが、三塁走者の外崎を警戒したこともあり、二塁送球は自重した。その間にスライディングなしの“スタンディング二盗”を悠々と決めたのだ。これが公式戦で記録されている唯一の盗塁だ。
「オールスターで1回ぐらいなら足も持つと思うので走りたいです」と気合十分だった。
▼栗原「盗塁を刺したい。キャッチャーで出たいなという気持ちが強いので、(全パのオリックス)中嶋監督に直訴しようかなと思います」
▼近藤「「けがなく楽しく全力プレーを心がけたい」
▼柳田「出場することはできませんが、また選手の皆さんとプレーできるよう(リハビリを)がんばります。アグー(山川選手)クリ(栗原選手)、MVP獲れるようがんばってください!」
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