「泳がされながらもヘッドだけは残して…」 オリックス・杉本裕太郎の決勝2ランを谷沢健一氏が分析!

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2024.6.30(日) 07:40

オリックス・杉本裕太郎 (C) Kyodo News

◆ 谷沢氏「やっとだね」

 オリックスは29日、ロッテとの試合に5-3と勝利。試合を決めたのは杉本裕太郎の一振りだった。

 1点リードの8回に4番手・ペルドモがロッテのネフタリ・ソトにソロアーチを浴び、同点に追いつかれ試合は延長戦に入ると、迎えた10回に一死二塁のチャンスで代打・杉本裕太郎がレフトスタンドへ勝ち越し2ランを放ち、試合に決着をつけた。

 試合後のヒーローインタビューで杉本は「最近あまり打っていなかったのでうれしいです。打席に入る前に、宗(佑磨)選手にお前が決めてこいと言われたので、決めるつもりで打席に立ちました」と振り返った。

 決勝2ランを放った杉本について、29日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の谷沢健一氏は「やっとだね。やや泳がされながらもバットのヘッドだけは残して、手首をあまり返さないで、バットの先にボールを乗せるように、良い加減で打ちましたよね。不調が続いてるからね、監督も大喜びでしたよ」と技ありの一発を分析した。

 ラオウの一振りで接戦をものにしたオリックスは、交流戦好調だった楽天を抜き4位に浮上。上位進出のためには、やはり3連覇を支えた主砲の活躍が必要不可欠になってくるだろう。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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