◆パ・リーグ　日本ハム―ソフトバンク（２９日・エスコンフィールドＨＯＫＫＡＩＤＯ）

　ソフトバンクが“慶応３兄弟”の活躍で３点を追加した。

　１点リードの４回。１死から近藤が右前打で出塁。続く慶応３兄弟の“長男”柳町もスライダーを引っ張って右前打でつないだ。一、二塁となり、次の“次男”正木は初球の直球をジャストミート。打球がツーバウンドで中堅フェンスに達する二塁打で２者が生還した。

　送球間に正木が三進し、なおも１死三塁。締めは“三男”広瀬がカウント１―１から大好物の高め直球を叩き、飛距離十分の中犠飛で正木が生還。慶応高～慶大出身で２歳ずつ年が離れたプロ５年目、３年目、１年目の“３兄弟”で３点をもぎ取った。

　「このチャンスでは絶対に結果を出そうと打席に入りました。その強い気持ちと、気合で打つことができました。とにかくチャンスを生かして追加点を取ることができて良かったです」と次男坊。柳町、正木、広瀬の３人がスタメンで並ぶのは２２日のロッテ戦（みずほペイペイ）、２６日のオリックス戦（京セラＤ）に続いて３試合目。全て長男、次男、三男で６～８番の打順だ。過去２試合は快勝しているが、この日はどうなるだろうか。

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