◆パ・リーグ　日本ハム―ソフトバンク（２９日・エスコンフィールドＨＯＫＫＡＩＤＯ）

　ソフトバンクの近藤健介外野手が、ついに本塁打でリーグ単独トップに躍り出た。

　４―０の５回２死一、二塁。カウント１―１から伊藤の内角スライダーを引っ張ると、打球は高く放物線を描き、右翼ブルペンに飛び込んだ。

　連日の１３号３ラン。この時点で、１２本塁打で並んでいた山川を抜き去った。打点も「４６」として、リーグトップの山川の「４９」に３差まで迫った。山川は近藤の３ランの直前、死球で出塁しチャンスを演出したが、これで１２３打席ノーアーチだ。

　打率はリーグダントツ。前日に１２号２ランを放ち「まずは個人タイトルより勝つこと。積み重ねで最後にタイトルが取れれば」と話していた昨季の本塁打と打点の２冠王。パで令和初の３冠王も視界に入ってきた。

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