楽天・藤井聖、直近5戦5勝でリーグトップタイ6勝目 6回1失点「粘り切れた」

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2024.6.23(日) 19:17

楽天・藤井聖 (C)Kyodo News

● 日本ハム 2 - 6 楽天 ○
<10回戦・エスコンF>

 交流戦初優勝を果たした楽天は、リーグ戦再開後3試合目で初勝利。敵地での日本ハム3連戦を1勝1敗1分けで終え、リーグ戦の勝率を5割に戻した。

 打線は4回、3番・辰己が2号ソロを右翼席へ運び先制。1-1の同点に追いつかれた直後の5回は、1番・小郷が勝ち越しの適時三塁打を右中間へ運んだあと、2番・村林も左翼線に落ちる適時二塁打で続きリードを広げた。その後も辰己の右前打で一死一、三塁とし、4番に復帰した浅村の中犠飛で4点目。8回は5番・鈴木大、6番・フランコの連続適時打で2点を追加し、1番から6番の全打者が1打点ずつを記録した。

 先発の藤井は4回に失策絡みで1点を失うも、3併殺を奪うなど要所を締める投球。6回6安打1失点(自責点0)の粘投で救援陣にバトンを渡した。

 4点リードの9回は4番手のターリーが二死満塁のピンチを作り降板するも、最後は守護神・則本が空振り三振で締め17セーブ目(1勝0敗)。6回1失点で勝利投手になった藤井は、直近5戦5勝の快進撃でリーグトップに並ぶ6勝目(1敗)を手にした。

 藤井は6回1失点について「ランナーを出しながらもしっかり粘り切れたのがよかった」と自己分析。要所で奪った3併殺については「野手陣のおかげです」と感謝し、一死一、三塁で交流戦MVPの水谷を二ゴロ併殺に仕留めた5回の投球については「何としても抑えたかったので、自分の納得いくボールを選択し投げました」とうなずいた。

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