【ソフトバンク】6~8番勢ぞろいの慶応3兄弟 長男・柳町達「4兄弟って僕は思ってる」育成左腕にエール

スポーツ報知

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2024.6.22(土) 18:27

7回1死二、三塁、柳町達が左犠飛を放ち、三塁走者が生還し1対1の同点となる (カメラ・馬場 秀則)

◆パ・リーグ ソフトバンク3―1ロッテ(22日・みずほペイペイドーム福岡)

 ソフトバンクがリーグ戦再開から2連勝。6カード連続の勝ち越しで、貯金を今季最多の24とした。

 0―1の7回1死二、三塁、柳町達外野手が同点の左犠飛を放ち、8回の勝ち越し劇につなげた。

 この日は6番・柳町、7番・正木、8番・広瀬と、慶応高~慶大の同窓生が3人並ぶオーダーだった。小久保裕紀監督は、ちゃめっ気たっぷりに「(オーダーを作成する打撃コーチに)ちょっと僕が指示しました。あなた方(報道陣)のために」と話題づくりの側面もあったと打ち明けた。そんな“慶応3兄弟”の長男に聞いた。

 ―2球で追い込まれてから粘って7球目を同点犠飛

 「そうですね。何とか前に飛ばせれば、と思ってたんで。いい結果につながって良かったなと思います」

 ―追い込まれて「ヤバッ」て思った?

 「内心『終わった』と。終わりましたけど、でも逆に開き直れたというか。三塁走者が(代走の緒方)理貢だったんで『何とか当てよう』と開き直れたというか」

 ―2球続けての空振りも、外野に打ちたい気持ちがあってこそ

 「そうですね。まず何とか1点っていうところで、外野に飛ばそうとは思ってたんですけど、思ったよりも全然(種市の直球に)差されてたんで、バッティングを変えなきゃなと思いましたね」

 ―前の山川、近藤がそれぞれ10球以上粘って出塁

 「山川さんも近藤さんも、集中力のある打席を見せてくれたんで。僕も負けじと、集中力を持って『絶対かえしてやる』っていう思いは生まれました」

 ―6~8番に慶応ボーイが並んだ。監督は報道陣へのサービスだと

 「いや、もう、はい。本当にサービスだなって(笑い)。ですけど、僕が一番先頭に立ってましたし、きのうも(正木、広瀬の)2人が活躍してたんで。何とか負けないようにっていう思いで、きょうを迎えました」

 ―3人で何て呼ばれたい? 3兄弟?

 「いや、もうお任せします」

 ―3兄弟はイヤじゃない?

 「いや~。ん~…」

 ―イヤなんかい!(笑い)

 「イヤじゃないんですけど(笑い)。でも、もう1人育成に次男が一応いるんで」

 ―秋田・大館鳳鳴~慶大で柳町選手の1学年下にあたる佐藤宏樹投手。彼を含めて4兄弟だと

 「そうですね。なので(3兄弟は)ちょっとかわいそう。4兄弟って僕は思ってるんで。ですけど、それはもう皆さんにお任せします」

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