日本ハム・新庄監督 (C)Kyodo News

○ 阪神 2x － 1 日本ハム ●
＜3回戦・甲子園＞　

　MBSラジオ制作でニッポン放送でも放送された『阪神－日本ハム戦』で解説を務めた掛布雅之氏が、日本ハムの外野陣を絶賛した。

　0－0の5回一死満塁で阪神の代打・原口文仁のライトファウルフライを日本ハムのライト・万波中正がフェンスにぶつかりながらキャッチも、三塁走者・森下翔太をタッチアップさせず。掛布氏は「このあたりもやっぱり万波くんがファウルフライを捕りにいけるわけでしょう。外野の守備力っていうのはこの場面で失点を防ぐんですよね」と評価。

　続く近本光司にセンター前適時打を浴びたが、2点目のホームを許さなかった。掛布氏は「褒めなきゃいけないのはセンターのチャージです。2点目が入らなかったんです。あのあたりだと、（2点タイムリーになっても）おかしくないですよね。日本ハムの外野の守備力は素晴らしい」と絶賛した。

　また、掛布氏は1－1の7回一死一、二塁で近本光司を右飛に打ち取った後、「日本ハムの外野はどこまで前進守備をするのかなと思ったんですけど、前進守備をしているんですけど、後ろの打球に対応できるくらいの前進守備なんですよね。そのあたり新庄監督が外野手のヒットになった時のチャージを徹底して意識づけさせていると思うんですよ。他球団よりも1点勝負になった時に、外野の守備がちょっと後ろなんですよね」と分析していた。

（提供＝MBSベースボールパーク）