交流戦まさかのノーアーチ…ソフトバンク山川の不調に笘篠氏「つなごうという意識が出すぎている」

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2024.6.17(月) 06:30

ソフトバンク・山川穂高 (C)Kyodo News

◆ 「相当悩んでいるんじゃないかな」

 ソフトバンクは阪神に敗れ交流戦優勝を逃した。

 先発の石川柊太が初回に阪神・前川右京に満塁弾を浴びるなど5回4失点で降板。打線も近藤健介の10号ソロのみと振るわず最終戦を白星で飾れなかった。

 この試合で4打数無安打に終わり今季の交流戦では打率.203、本塁打ゼロと苦しんだ山川穂高について、16日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の齊藤明雄氏は「シーズンで43打点を記録しているんですが、交流戦はノーアーチで3打点なんですよ…。打席で打つボールを迷ってる感じがしますよね。この試合でもきれいにセンターフライを打っているんですが本来のスイングではないですよね。パチーンと弾いているだけでなので(外野手の)頭を越えるまでの打球はない。相当悩んでいるんじゃないかな」と現状を分析。

 同番組に出演した解説者の笘篠賢治氏は「バッティングが小さくなっています。それと(ソフトバンクは)強いチームで勝たなければいけないチームなので、つなごうつなごうという意識が出すぎているような気がします。後ろに近藤もいますし自分が自分がではなくつなぐんだという意識が強すぎて逆にバッティングが小さくなってしまっている」との見解を語り、「また、同一リーグになった時は(山川らしい)気持ち良いスイングを見せてほしいですね」と、21日から再開するリーグ戦での復調に期待を込めた。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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