若鷹コンビ4年目22歳と慶大卒23歳ルーキーが躍動!ソフトバンク「初ものづくし」で今季最多の貯金22

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2024.6.15(土) 06:00

5回2死二塁、広瀬が左越えに2ランを放つ(カメラ・朝田 秀司)

◆日本生命セ・パ交流戦 ソフトバンク2―0阪神(14日・みずほペイペイドーム福岡)

 ソフトバンクが、横浜商出身の高卒4年目・笹川吉康外野手(22)と、ドラフト3位の慶応高、慶大卒ルーキー・広瀬隆太内野手(23)の「初」づくしで、12球団最速の40勝に到達。交流戦逆転Vの可能性を残した。両軍無得点の5回2死。「8番・右翼」でプロ初スタメンの“ギータ2世”笹川が、伊藤将の高め速球を中前にはじき返しプロ初安打。すかさずプロ初となる二盗を決め「初スタメンでかなりエネルギー使ったので、おなかすきました」と笑わせた。

 試合を決めたのは次打者の広瀬だ。見逃せばボールという高め直球を運び、左翼テラス席へ達するプロ1号2ラン。「ビシエドさんにもらったバットで打てて感謝してます」。5日の中日戦(バンテリンD)で相手助っ人にプレゼントされた“武器”からアーチが飛び出した。小久保監督も「真ん中付近はあまり打てないが、高めボール球は強い。(慶大OBの)正木も『悪球打ち』と言っていた」と称賛した。

 これで交流戦全6カードで初戦白星。楽天の交流戦Vに待ったをかけ、貯金を今季最多の22に増やした。2位・日本ハムとのゲーム差も今季最大タイの8。この日はパの5球団が黒星となり“ひとり勝ち”だ。「久々の筑後ホークスの活躍で勝てました」と昨季まで福岡・筑後市を拠点とする2軍で采配を振った指揮官は、若鷹2選手の飛翔にご満悦だった。

(田中 昌宏)

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