【日本ハム】山崎福也、自身7連勝をかけて岡本、坂本斬り誓う・・・14日巨人戦先発

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2024.6.14(金) 05:35

キャッチボールで調整した日本ハム・山崎福也(カメラ・上村 尚平)

 日本ハム・山崎福也投手(31)がリーグトップ7勝目を懸け、14日の巨人戦(エスコン)で先発する。現在6連勝中で、自身7連勝となればFA移籍1年目の最多連勝記録に並ぶ一戦。今季ノーヒットノーランを達成した戸郷との投げ合い、交流戦白星締めへ、岡本和、坂本の主軸斬りを誓った。

 狙うは勝利のみ。2年ぶりに巨人打線と対決する山崎は、眼光鋭く14日の登板を見据えた。「いいバッターがたくさんいるので一球一球、丁寧に投げます。岡本選手、坂本さん、一発があるのでそこに注意したい。チームが勝つことだけを考えてやります」。7勝目に向けて右の主軸2人をキーポイントに挙げた。

 マウンドでマッチアップするのは、今季ノーヒットノーランを成し遂げた戸郷。しびれる投手戦が予想される中で「セ・リーグで対決が少ないチームなので、楽しみもあります。自分らしい投球をしていきたい」と腕をまくった。昨季対戦はなかったが、オリックス時代の22年5月26日の同戦(東京D)では菅野に投げ勝ち7回1失点で勝利投手に。13日は快投をイメージして本拠地で最終調整した。

 今季はここまでリーグトップタイの6勝(1敗)をマーク。4月9日のソフトバンク戦から6連勝中と波に乗る。FA移籍1年目の最多連勝は12年の杉内(巨人)、20年の美馬(ロッテ)の7連勝。勝利すれば記録に並ぶだけに「まだ前半。何があるかわからないので、今はできることをする」と引き締め直した。

 制球面を調整 前回登板の敵地・ヤクルト戦は、5回1/3を2失点で勝ち負けつかず。この1週間は3四球を与えた制球面に目を向け「そこが反省点。自分の力の入れ方、出し方をしっかり修正できたと思う」とうなずいた。「内容良く、チームが勝てるように投げたい」と背番号18。納得の投球で、交流戦を気持ち良く締めくくる。(堀内 啓太)

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