【西武】あわやノーノー 今季6度目ゼロ封負けで3度目7連敗 渡辺GM兼監督代行「相手の投手に余裕を持ってマウンドに上がられている」

スポーツ報知

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2024.6.9(日) 18:28

ベンチで厳しい表情の渡辺久信監督代行(カメラ・朝田 秀司)

◆日本生命 セ・パ交流戦阪神3―0西武(9日・甲子園) 

 スコアボードに0が並んだ。阪神・才木の前に7回まで無安打。8回1死、代打・山野辺が右翼線に三塁打を放ってノーヒットノーランを回避したのがせめてもの意地だった。渡辺久信GM兼監督代行は「(才木は)よかったですね。緩急をつけながらタイミングを外して、フォームもタイミングが取りづらい。序盤から何もできなかった」と振り返った。

 この日、支配下登録した奥村をさっそく1番・中堅で起用。4番に陽川を置くなど打線を組み替えたが2安打で無得点と機能しなかった。今季3度目となった7連敗中、最多得点は3。監督代行は「投手心理としたら、相手の投手は西武打線を見るとくみしやすしと思うのか。余裕を持ってマウンドに上がられている。もう少しイヤらしい打席を増やしていかないと」と分析した。

 借金は21にふくらみ、11日からは広島、DeNAを迎えての本拠地6連戦で交流戦を終える。「どう戦っていくかというのがすごく大事になってくる。このままだとシーズンが終わってしまうくらいのところに来ていると思うから、しっかりやっていきたい」と監督代行。救世主の出現が待たれるところだ。

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