【日本ハム】万波中正、おしゃれサングラスで7号ソロ、2戦連続猛打賞…交流戦打率3割6分4厘と絶好調

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2024.6.9(日) 05:50

カジュアルなサングラスを着用して先制本塁打を放ちナインに祝福される日本ハム・万波(カメラ・清水 武)

◆日本生命セ・パ交流戦 ヤクルト6―3日本ハム(8日・神宮)

 日本ハムの万波中正外野手(24)が、9試合ぶりの7号ソロを放った。2試合連続猛打賞で交流戦は打率3割6分4厘と絶好調。試合は逆転負けに終わったが、「体の使い方がよくなってきた」と、さらなる上昇をアピールした。

 ハム党でぎっしり埋まった左翼席に、豪快な一発を放り込んだ。3回1死。サイスニードのスライダーを捉えたアーチに、万波は「思ったより飛んだ。体の使い方がよくなってる証拠」と、満足そうに振り返った。

 強烈な日射しが注ぐ6月のデーゲーム。「人工芝の照り返しが強かったので」と、日ごろは使わないサングラスを着用してプレーした。多くの選手がレンズ部分の大きいゴーグルタイプを使う中で、若き大砲の視界をクリアにしたのは、縁が太めでカジュアルなイメージの一品。スポーツサングラスのトップブランド「オークリー」の製品で、昨オフに購入したもの。「オークリーだからスポーツ用だと思いますよ」と説明した背番号66。一方で「もちろん、ちょっと狙ってます」とニヤリ。さすがは球界のファッションリーダー・新庄監督の一番弟子。ファンにアピールするおしゃれ感覚も忘れていない。

 本塁打は5月29日の阪神戦(甲子園)以来、9試合ぶりだったが、交流戦に入って打撃は急上昇している。初回に二塁打、8回にも単打を放って前日に続く猛打賞。交流戦10試合で44打数16安打、打率3割6分4厘をマークしている。

 「(状態は)全然上がりきってないけど、感覚として明らかによくなってきた」と、まだまだ上昇の余地があることを強調。この日も2安打で交流戦首位打者(5割1分4厘)の水谷、同3位の田宮(4割2分4厘)との絶好調トリオで打線を引っ張っていく。(星野 和明)

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