【ロッテ】佐々木朗希が6回1失点9K 今季5勝目の権利を得て降板…中14日の復帰登板で毎回奪三振

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2024.6.8(土) 16:16

力投する先発の佐々木朗希(カメラ・谷口 健二)

◆日本生命セ・パ交流戦 広島―ロッテ(8日・マツダスタジアム)

 ロッテの佐々木朗希投手が中14日で復帰登板した。セリーグの球場は4か所目で、自身初のマツダスタジアムのマウンド。6回を投げ、3安打1失点(自責0)で毎回の9奪三振。球数は90球で最速は157キロだった。今季5勝目の権利を得て降板し、7回からは2番手左腕・坂本がマウンドに上がった。

 佐々木は初回2死から死球と単打で一、二塁のピンチを招いたが、5番・末包を二ゴロに仕留めて無失点で切り抜けた。だが、2回は1死から振り逃げと中安で一、二塁とすると、9番・玉村のバント処理で一塁へ悪送球。その間に俊足の二塁走者・矢野が本塁を陥れ、先制を許した。それでも以降は本来の投球を取り戻し、毎回奪三振で6回までに9個を奪った。

 打撃では今季初打席にも立ち、第1打席は鋭い打球の遊ゴロ。第2打席は1死二、三塁で空振り三振で、第3打席も2死満塁の好機で空振り三振に倒れ、悔しそうな表情を浮かべた。

 打線は5回2死二、三塁の場面で1番・荻野の強烈な三塁へのライナーがエラーを誘い、ランナー2人が生還して逆転に成功。6回には2死二塁から6番・佐藤の適時中前打でリードを2点に広げた。

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