【楽天】ドラ1ルーキー・古謝樹が6回2失点の粘投 プロ初勝利の権利をつかむ

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2024.6.8(土) 16:14

4回2死一、二塁、村松開人を空振り三振に取り、雄たけびを上げる楽天先発・古謝樹(カメラ・渡辺 了文)

◆日本生命セ・パ交流戦 楽天―中日(8日・バンテリンD)

 楽天・古謝樹投手が自身2度目の1軍マウンドで、プロ初勝利の権利をつかんだ。中日打線を相手に6回88球を投げ、9安打2失点でまとめた。

 初回こそ2死から福永に右中間席へ運ばれるプロ初被弾で先取点を与え、さらにカリステにも適時打を許して2点のビハインドを背負った。だが、今季最長タイの4連勝中と勢いに乗る打線がすぐに反撃。2回に小郷の自身初となる満塁弾も飛び出すなど、一挙6点と逆転してくれた。

 ルーキー左腕は大量援護にも支えられ、2回以降は立ち直る。2回1死二塁の危機を断つと、3回には相手クリーンアップを3人斬り。5回は安打と四球で1死一、二塁としたが、カリステを遊ゴロ併殺に仕留め、グラブをたたいて左拳を握った。プロ初勝利の権利を手にして、7回から救援陣に託した。

 古謝は5月25日の日本ハム戦(楽天モバイル)でプロ初登板。6回5安打2失点とクオリティースタート(QS=6回以上3自責点以内)を達成したが、打線の援護なく初黒星を喫していた。

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