【ロッテ】種市、巨人の坂本&岡本を“完封”で自信「日本を代表する打者。対戦したかった」…8回4安打無失点の快投で4勝目

スポーツ報知

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2024.6.5(水) 22:23

力投する種市篤暉(カメラ・相川 和寛)

◆日本生命セ・パ交流戦 巨人3―4ロッテ(5日・東京ドーム)

 ロッテの種市が8回4安打無失点の快投で、今季4勝目を挙げた。青森・三沢市出身で幼い頃は巨人戦に夢中だったという25歳は、今年初招待した両親に勝利を届け、「(シーズンでは)東京ドームは初めてで、小さい頃から見ていた球場だったので勝つことができてよかった。(両親に)いいところを見せられてよかった」と安どの表情を浮かべた。

 圧巻は強打者の4番・岡本との勝負だった。初回はフォークで空振り三振にすると、6回は直球で見逃し、8回はスライダーで空振りを奪っての計3Kで、4打数無安打にした。巧打者・坂本も3打数無安打に封じて、対戦を熱望していた2人を“完封”。種市は「岡本選手も坂本選手も日本を代表する打者で、対戦したかった。僕の真っすぐでどれだけ通用するか。今日で自信を持てました」と、充実感をにじませた。

 チームは前日に18失点で大敗しただけに、種市は「すごい負け方をしたので、やり返すつもりでした」と悪夢を払拭。連敗を「2」で止め、再び2位に浮上した。

 種市は4月4戦3敗で防御率6・75と不調だったが、5月以降はこれで5戦3勝の同0・71と抜群の安定感。G倒で自信を深めた右腕が、6月も負けなしで駆け抜ける。

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