【ロッテ】小島が悪夢の大炎上 3回途中12安打11失点「何も話せることはありません」…巨人の9者連続単打の猛攻許しKO

スポーツ報知

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2024.6.4(火) 20:28

3回無死満塁、岸田行倫に右前適時打を打たれた小島和哉(カメラ・今成 良輔)

◆日本生命セ・パ交流戦 巨人―ロッテ(4日・東京ドーム)

 ロッテのエース・小島が悪夢の大炎上となった。3回途中で12安打、11失点。屈辱KOに、4年連続の規定投球回到達を目指す左腕は「今は何も話せることはありません。すみません…」と、ガックリ肩を落とした。

 悪夢は3回だった。先頭の2番・ヘルナンデスにチェンジアップを左安にされると、その後は直球も、カットボールも、何を投げても痛打。1番・丸までの打者9人全てに単打を許し、アウトを1つも取れずにマウンドを2番手・二保に譲った。

 チームは2日の阪神戦(ZOZO)で敗れ、日本一に輝いた2005年に12連勝した時以来、19年ぶりに続いた連勝が「11」でストップしたばかり。開幕投手左腕・小島で仕切り直しを狙ったが、大誤算となった。

 吉井監督は、小島に絶大な信頼を寄せているだけに、「打たれているのはピッチャーが悪い。先週ちょっとブルペンをたくさん使ったので、週頭はしっかり長い投げて欲しかったし、そういう期待を込めて彼にはカード頭、週頭を任せた。本当はあそこを抑えて最低でも5回まで投げてほしかった」と厳しく指摘。3回の投球については「投手コーチに聞いたんすけども、やっぱり全体的に球が真ん中集まっていた。しかもカウントを悪くして集まってるんで、バッターとしては打ちやすかったんじゃないかな」と分析した。

 1イニング11失点は、球団ワーストタイ記録。指揮官は「野球は相手があるスポーツなので、こういう時もある。またしっかり調整して頑張ってほしいと思います」と、エースの奮起を促した。

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