【西武】蛭間拓哉が執念の同点打「気持ちで落としました」

スポーツ報知

  • ニュース

2024.6.1(土) 20:34

9回2死一、二塁、左前適時打を放つ蛭間拓哉(カメラ・今成 良輔)

◆日本生命セ・パ交流戦 西武4×―3巨人(1日・ベルーナドーム)

 最後の最後に意地を見せた。1点を追う9回2死一、二塁。西武・蛭間は燃えていた。それまでの3打席はいずれも得点圏に走者を置きながら凡退。「とにかくチャンスで凡退していたので、何が何でも勝ちたいという気持ちでした」。バルドナードの速球を逆らわず左前へ。「決していい当たりではないですけど、気持ちで落としました」と声を強めた。

 打たなければならない理由がもう一つあった。浦和学院の同級生・渡辺が先発。7回を2失点に抑えていたが、そのまま進んでいれば負け投手になっていた。「何とか(渡辺)勇太朗の負けを消すことができてよかったです」と息をついた。

関連ニュース

【西武】渡辺監督代行が高校時代から注目していた元山飛優が代打弾&サヨナラ打「ファン、チームのみんなに認めてもらうように」
【西武】西武OB辻発彦氏と巨人OB斎藤雅樹氏が1打席対決
【西武】中村剛也が左越え7号ソロ 交流戦最多の80本目に「打ててよかったです」
西武ドラ1武内夏暉、「ピンチの時こそ楽しむ」精神で球団新人4人目の快記録…過去には稲尾和久らも達成
【西武】ドラフト1位左腕・武内夏暉が6回途中無失点で4勝目「ピンチの時こそ状況を楽しむ」

記事提供:

スポーツ報知