日本ハム・山崎福也投手（３１）がリーグ単独トップ６勝目を懸けて３０日の阪神戦（甲子園）で先発する。「７番・投手」で登板予定だった２８日は雨天中止。仕切り直しの一戦へ「多少（体も）回復できた。楽しみな気持ちでいっぱい」と心を躍らせた。

　投げては自身５連勝中と絶好調。昨季の交流戦はバットでも打率４割と存在感を放ち、セ本拠地で行われる同戦でも注目が集まる。新庄監督も「（練習中）うちの左打者で一番飛ばしてた。やってくれそうな期待感がある」と絶賛する打撃センスに期待がかかるなか「（打順も含め）いろいろなことを想定して準備したい」と腕をまくった。

　敵地・甲子園では日大三高３年春のセンバツで準優勝も経験。２９日は快晴の下で最終調整し「昔を思い出しますし、いいですね」と笑みを浮かべた。移籍１年目、全球団勝利まで残すは阪神と広島の２球団のみ。まずは虎狩りで弾みをつける。

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