【西武】渡辺久信GM兼監督が現場復帰後初勝利「タフなゲームだった」

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2024.5.29(水) 23:06

ウィニングボールを手にナインを迎える渡辺久信監督代行(中)(カメラ・朝田 秀司)

◆日本生命セ・パ交流戦 中日0―1西武(29日・バンテリンドーム)

 1点リードの9回1死一、二塁。長打が出ればサヨナラ負けの大ピンチでアブレイユが細川を投ゴロ併殺打に打ち取ると、渡辺久信GM兼代行はホッとした表情でコーチ陣とグータッチをかわした。「タフなゲームだったよね。この前(26日)の会見で言った通りになった」と息をついた。

 自らが「1点、2点をもぎ取る、イヤらしい野球をやりたい」と標ぼうする野球を披露したのが6回だ。1死一塁で外崎にエンドランのサイン。二塁内野安打となったが、一塁走者・岸が好判断で三塁へ。2死後、蛭間の適時内野安打で決勝点となる1点を挙げた。「何とか得点圏に走者を送りたかった」と同GM。少ない好機でまさに1点をもぎ取った。

 26日のオリックス戦後、松井監督の休養と自身の監督代行兼任が決定。新背番号72のユニホームを採寸する時間がなく、3月のOB戦で作ったものと同じサイズで業者に発注した。そんな慌ただしさの中でつかんだ3886日ぶりの監督白星。ウィニングボールを手にしたが「今まで何も集めていない。これから考えます」と笑顔。「こういうゲームを勝つことでみんな成長していく。非常にいい試合だった」。借金はまだ15。しぶとくタフに、上位を追いかけていく。

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