【日本ハム】新庄ハムが甲子園で初勝利 最多タイ貯金8 伊藤大海4勝目 万波中正6号 水谷瞬プロ初猛打

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2024.5.29(水) 21:20

8回2死二塁、五十幡亮汰が中前適時打を放ち、生還した二塁走者・水野達稀(43)がベンチでナインに迎えられる(カメラ・馬場 秀則)

◆日本生命セ・パ交流戦 阪神2―8日本ハム(29日・甲子園)

 日本ハムが阪神に8―2で大勝し、貯金を今季最多タイの「8」とした。就任1年目の交流戦で屈辱の3連敗を喫した新庄剛志監督は敵地・甲子園で初勝利。投打がガッチリかみ合った。

 試合が動いたのは2回。1死から松本剛、田宮裕涼の連打で二、三塁とすると、7番・石井一成の遊ゴロが木浪の野選と悪送球を誘って2点を先制した。1点リードの5回2死一塁では今季初めて2番に入った万波中正が6号2ラン。相手先発・大竹の低めチェンジアップを左翼席に運んだ。

 7回は1死二、三塁から1番の水谷瞬がダメ押しの2点中前打。プロ6年目で初となる1試合3安打で起用に応えた。8回も水野達稀、五十幡亮汰の連続適時打で2点を追加。終わってみれば15安打8得点の猛攻となった。

 投げては先発の伊藤大海が「いい緊張感で投げられた」とプロ入り後初の甲子園での登板で5回2失点と粘投。救援陣も無失点で踏ん張り、伊藤に4試合ぶりの勝ち星となる4勝目がついた。

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