西武・隅田、8回無失点の快投で久々3勝目 渡辺監督代行に初白星プレゼント
ベースボールキング
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2024.5.29(水) 20:44
中日戦に先発登板した西武・隅田知一郎 (C)Kyodo News
● 中日 0 - 1 西武 ○<2回戦・バンテリンドーム>
西武は渡辺GMが監督代行に就任後、これが新体制2戦目で初勝利。投手陣が見事な完封リレーで虎の子の1点を守り抜いた。
西武打線は中日先発・小笠原の前に5回まで無得点。それでも0-0のまま迎えた6回、3番・外崎の二塁内野安打などで二死一、三塁とし、5番・蛭間が三塁への適時内野安打を放ち均衡を破った。
先発の隅田はストライク先行の投球でテンポ良くアウトを量産。3回は巧みな牽制球でアウトを奪うなど7回まで中日打線に二塁すら踏ませなかった。7回表は慣れない打撃で二ゴロを打った際に転倒するアクシデントにも見舞われたが、大事には至らず続投。8回は二死から連打を許し一、三塁のピンチを招いたが、代打・大島の三邪飛を三塁・佐藤がカメラマン席に突っ込みながら好捕。バックも左腕の力投を盛り立てた。
打線は追加点を奪えなかったものの、隅田が8回99球、4安打無失点、6奪三振無四球の快投で虎の子の1点を死守。9回は抑えのアブレイユが10セーブ目(1勝4敗)で締め、隅田は4月6日以来の白星となる今季3勝目(4敗)を手にした。