【西武】休養発表の松井稼頭央監督は「自分が結果を出せなかった」…荷物整理後に取材対応

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2024.5.26(日) 20:05

唇をかみしめながら報道陣に対応する松井稼頭央監督(カメラ・竹松 明季)

◆パ・リーグ 西武5―2オリックス(26日・ベルーナドーム)

 西武は26日、松井稼頭央監督が休養し、渡辺久信GMが27日付で同職を兼務して監督代行に就任し、28日の中日戦(バンテリンD)から指揮を執ると発表した。

 松井監督は荷物整理などを終えた後、球場を離れる際に取材に応じた。主な一問一答は以下の通り。

 ―これからという部分もあったのかと。

 「結果の世界ですから。どうですかね。それまでの結果というのも含めてですね」

 ―渡辺GMの会見では双方の話し合いがあって、こういう結論に達したという説明があった。松井監督がこの決断を徐々に意識し始めたのはいつぐらいか。

 「意識していないですよ。そういうつもりでも、もちろんやっていないですし。こういう結果なんで、もちろん受け入れているし、そういう思いを持って監督をお受けさせていただいたわけですから」

 ―戦力的にも苦しい戦いだったと思うが。

 「まあ、それはそれですね。今の現状の中でね。どうマネジメントしていくかというところも含めてそうですし、若い選手が少しずつ成長してきているので、そこは非常にこれから楽しみなのかなという思いはあります」

 ―ファームから育ててきた選手もたくさんいたと思うが。

 「まずは球団にもちろん感謝していますし、こういう位置にいながらでもファンの方に熱い声援をしていただいて、そこで期待に応えられなかったのはもちろん申し訳ないですし。ファームで若い選手いますけれど、もちろん頑張ってほしいですから。しっかりとみておきたいなと思います」

 ―監督業の難しさは。

 「どうですかね。もちろん勝ち負けというのはもちろん監督でしょうし。もちろん勝ちながら、若い選手を育てるっていうのも含めてね。そのなかで自分が結果を出せなかったので」

 ―試合後は監督から何か選手に言葉をかけられる機会はあったのか。

 「ありましたね」

 ―どういう言葉を。

 「もちろん勝ちに結びつけることができなくて、そこは申し訳ないと話した。一緒にやれて、もちろんもっとやりたかったですし。結果の世界なので、残りも含めて頑張ってほしいということは伝えました」

 ―25日の試合前に野手がミーティングをした。選手たちの試合に臨む姿勢などで最後に感じたものは。

 「今までやってきたことがね。多分、少しずつ結果としても出てきたのかなと思うし。若い選手も含めて、今やっていることも継続してもらいたいと思うし」

 ―監督としてこういう形になって志半ばだったと思うが。

 「結果としてこう出ているわけですからね。そこは。さっきも言いましたけど。その思いをもって受けさせてもらっているので。もちろん、もっとできたとか色々思われるかもわかりませんけど、その時、その時で自分の中ではベストを尽くしてきましたから」

 ―連勝でいい勝ち方をした今日、判断があったということだが、具体的にいつ頃に決定されたことか。

 「試合後ですね」

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