【日本ハム】朗希攻略へ新庄流テスト敢行「内容を見て出すか決める」細川凌平らが1軍戦前に2軍戦出場

スポーツ報知

  • ニュース

2024.5.17(金) 06:00

細川凌平

 再びの“怪物”攻略へ、最善を尽くす。日本ハム・新庄剛志監督(52)が、17日にナイターで行われるロッテ戦(ZOZO)の前に、細川凌平内野手(22)らを同じ千葉県内で行われる2軍戦に出場させると明言した。

 17日の相手先発は佐々木。前回5失点でKOした右腕と2週連続で対決するにあたり、指揮官はポイントとして今季対戦打率3割3分3厘の細川の名を挙げた。「(スタメンを)細川くんで行こうと思ったけど、打席数が少ないから(デーゲームで行われる2軍)鎌ケ谷の試合に出す。細川くんの内容を見て(親子ゲームで)2つとも出すのか決めていく」。ここまで出場機会の少ない加藤豪、五十幡も同様にイースタン・リーグのヤクルト戦に出場させる予定で「(ZOZOへの移動距離などを踏まえ)4打席は無理だから2か3打席。1、2、3番を打ってもらって。加藤くんもちょっと内容が良くないから、余裕を持たせる意味で」と説明した。

 開幕から1軍で21試合に出場している細川は、今季初めてスタメン起用された3月31日の一戦で朗希から2安打。21年の初対決で中前打、22年の春季キャンプ中に行われた練習試合でも痛烈な安打を放っており「ストレートをセンター前に打ったイメージがすごくあった。覚えていた」と指揮官も数少ない“キラー”として期待する存在だ。

 今季2度目の対決となった10日は「1番」で先発したが4打数無安打。リベンジに燃える細川は「前回は起用していただいたのに結果で応えられなくて本当に悔しかった。打てないのが続くようであればチャンスはなくなっていくし、どういう印象をつけられるかが大事になってくる。一番は勝利のため。相性がいいだけで打てる投手ではないので、準備含めてできることを全てやって入りたい」と親子ゲーム参戦に気合いをにじませた。

 5連勝を飾った15日の西武戦(エスコンF)では打線が新庄政権最多の19安打と爆発し、今季初の2ケタ12得点で大勝。それでも新庄監督は試合後「こういう試合をした後の完封負けが、野球では“あるある”。どんな方法でも1点を取りに行く」と引き締めた。対ロッテ戦はここまで8勝1敗だが慢心は一切ない。2年ぶりの6連勝、19年8月1日以来、1751日ぶりの貯金「8」へ、ベストを尽くして怪物右腕に挑む。

関連ニュース

【日本ハム】19年のドラ1河野竜生に第2子が誕生 「大切な家族が増えてうれしい気持ちでいっぱいです」
【日本ハム】郡司裕也がカメラ破壊弾 キャリアハイの4号2ランも「まだまだ。サードのレギュラーを離さないでいきたい」
日本ハム、今季最多尽くし!19安打!12点!3発!5連勝!貯金7!だけど…17日敵地ロッテ戦は新庄監督「完封負け」⁉
【日本ハム】5連勝で貯金7 新庄政権最多19安打と打線爆発 万波中正、郡司裕也、水野達稀が一発
【日本ハム】水野達稀がプロ1号 西武・本田から右中間席へ

記事提供:

スポーツ報知