【ロッテ】好調メルセデス、またも今季初勝利はお預け…6回2失点で毎回Kも打線沈黙

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2024.5.11(土) 15:59

先発のメルセデス(カメラ・上村 尚平)

◆パ・リーグ 日本ハム―ロッテ(11日・エスコンフィールド)

 ロッテのメルセデス投手が、毎回奪三振の6回8K、4安打2失点にまとめたが、初勝利はまたもお預けとなった。0―2の7回からは2番手・坂本がマウンドに上がった。

 初回は先頭・万波を143キロの直球で空振り三振を奪い、上々のスタートを切ると、初回、2回と続けて3者凡退。だが3回先頭のレイエスに中前打を許し、2死2塁とすると、1番・万波に左翼線への適時二塁打を許し、先制点を献上し、連続無失点イニングは「17」で途切れた。

 5回には先頭・野村の投安となった打球が左脇腹付近に直撃し苦悶(くもん)の表情。その後、一塁・茶谷の失策で1死一、二塁のピンチを招いたが、後続を空振り三振と捕ゴロに打ち取り、無失点で切り抜けた。だが、6回には右前で出塁した松本に二盗、三盗を許すと、1死一、三塁で5番・田宮にセンターへの犠牲フライを許し、2点目を与えた。

 打線は今季初めて石川慎吾を4番で起用し、ソトやポランコの助っ人を外すなど、オーダーを大きく変えた。だが、相手先発・加藤貴の前に5回まではノーヒット。先発メルセデスに援護点を届けることはできなかった。

 チームは今季、日本ハム戦は1勝6敗と苦戦している。

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