【ロッテ】佐々木朗希2敗「思うように投げられなかった」ワーストタイ5失点、ワースト5四球、プロ最多123球

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2024.5.11(土) 06:10

6回途中で降板となった佐々木(カメラ・上村 尚平)

◆パ・リーグ 日本ハム6―3ロッテ(10日・エスコンフィールド)

 ロッテの佐々木朗希が初のエスコンで8安打を浴び、自己ワーストタイ5失点。今季2敗目を喫した。自己ワースト5四球と制球に苦しみ、5回2/3で自己最多123球を要した。最速も158キロにとどまり、ベンチに引き揚げると、マウンド上では抑えていた感情が爆発。何かを蹴り飛ばすしぐさを見せ、珍しく怒りをあらわにした。試合後も言葉少なで「思うように投げられなかったです。(球数は収穫?)そんなことはないと思います」と足早にバスへ乗り込んだ。

 チームが今季1勝5敗と分が悪い難敵。試合前には、初めて立つマウンドの傾斜などを入念に確認したが、相手の足を絡めた攻撃に苦戦した。2回に先頭マルティネスに先制ソロを被弾。2点リードの6回には連打で2死二、三塁にすると、2番・松本剛に右前同点2点打。続く郡司に右前に運ばれ、2死一、三塁とされるとイニング途中で降板を命じられた。今季初の金曜日登板。カード初戦を任されたが、まさかのKOでチームの連勝も「4」でストップした。(竹内 夏紀)

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