【西武】今季4度目の4連敗 松井稼頭央監督「全力を尽くしていきたい」

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2024.5.10(金) 23:08

3点目を失い宙を見つめる松井稼頭央監督 (カメラ・佐々木 清勝)

◆パ・リーグ 西武2―13楽天(10日・ベルーナドーム)

 最後に意地を見せた。12点差をつけられても懸命に応援する獅子党が盛り上がったのが9回。外崎、蛭間、代打・平沼の3連打で1点を返した。松井監督は「あしたにつながってくるかな」と大敗の中に光明を見いだそうとした。

 今季初先発の青山が初回、捕逸で先制点を失うと、救援投手も相手打線の勢いを止められなかった。打線も早川の前に7回まで1点に抑えられた。指揮官は「野手が盛り上げていかないといけない中、1発目でミスが出ると…」と厳しい表情。今季ワーストとなる18被安打、13失点で4度目の4連敗を喫し、借金は最多の11に。首位ソフトバンクとのゲーム差は最大の12に広がったが、松井監督はあきらめない。「得点圏まではいい形でいけている。あとはどう点を取るか」と切り替え、「まだ5月。可能性もあるわけですから、一戦一戦全力を尽くしていきたい」と言葉を強めた。

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