“新庄野球の浸透”が見られた4回・松本剛の打席について笘篠賢治氏「自分たちで考えて野球をやるという監督の教えが出た場面だった」

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2024.5.7(火) 06:20

日本ハム・新庄剛志監督

◆ 「予測がつかない野球をしてくる」

 日本ハムは6日、首位・ソフトバンクとの試合(みずほPayPay)に4-9と敗れるも、攻撃の中で“新庄野球”の浸透が垣間見える場面があった。

 3-4と1点ビハインドで迎えた4回、先頭の6番・上川畑大悟が中安で出塁し、無死一塁とすると7番・松本剛が打席に。松本は初球をプッシュバントでファウル、2球目と3球目はバントの構えでボール、4球目はバントの構えをせずヒッティングに切り替え、見事にライト前にヒットを放った。


 6日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』にて、この松本剛の一打席が話題に。

 番組に出演した解説者の笘篠賢治氏は「各選手が細かいことを考えながら戦っているなと。その象徴的な場面がこの松本剛の打席でしたよね。バントの構えをしたり、しなかったりというところで、言われてやるのでは無くて、自分自身が色んなことを考えて打席の中で工夫をする。こういったところがチームに浸透している。“自分たちで考えてやって良いんだよ”という新庄監督の教えが非常に出たシーンだったなと思いました」と松本剛の一打席を分析した。

 最後に笘篠氏は「今後、日本ハムと対戦するチームはますますやりにくくなると思いますね。本当に予測がつかない野球をしてくるチームですから」とコメントした。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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