【楽天】内星龍 106球、7回3分の1、2失点好投…今江監督「球数を増やしていきながら経験してほしい」
スポーツ報知
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2024.5.5(日) 06:15
◆パ・リーグ 楽天0―2ロッテ(4日・楽天モバイル)
楽天の内星龍投手(22)が4日のロッテ戦で先発し、中継ぎから先発転向後最多となる7回1/3を投げ8安打2失点と好投したが、2敗目を喫した。両軍無得点の8回1死一塁からソトに甘く入った変化球を左翼席に運ばれる2ランが決勝点となり、先発初勝利を挙げた前回登板(4月27日・ロッテ戦)に続く2勝目はならず。「後悔の残る1イニングですね」と唇をかんだ。
鬼は“ソト”。内は福を呼び込めず、両手を挙げて悔しがった。8回、先頭の藤岡を二ゴロで打ち取ったが、続く和田に左前に運ばれ1死一塁。この日3打数無安打と寝たふりをしていた鬼を打席に迎えた。見逃し、ボール、空振りで1ボール2ストライクと追い込んでからの4球目。甘く入った変化球を芯でとらえられ、左翼席に放り込まれた。「粘れた部分はあったんですけど、最後ああいう形になってしまった。結局力負けというか後悔の残る1イニングですね」と唇をかんだ。
直後に今江監督がマウンドに行き、腰をポンッと叩かれそのまま交代。今季中継ぎから先発に転向して5試合目となったこの日は、自己最多となる106球、7回1/3を投げた。「守備とかに助けられた部分もあるし、ランナーが出てもチームが守ってくれていたので、そういうところが8回まで投げられたことにつながった」と振り返った。
今江監督は「中継ぎ投手よりも彼の方が抑えられると思ったし、最後まで内に任せたかった」と8回までマウンドに向かわせた理由を説明。「かなりいい投球をして、どちらかというとピンチをしのいでいた。球数も少なかったし、チーム的にも投げてほしかった。彼としても球数を増やしていきながら経験してほしい」と若手投手のさらなる成長を願った。(太田 和樹)
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