【ロッテ】メルセデス、守備にも支えられ6回無失点の粘投も今季初勝利はお預け…防御率は0・78→0・62に

スポーツ報知

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2024.5.4(土) 15:20

5回、力投を続けるメルセデス(カメラ・岡野 将大)

◆パ・リーグ 楽天―ロッテ(4日・楽天モバイル)

 ロッテのメルセデス投手が、6回4安打無失点の好投を見せたが、今季初勝利はまたもお預けとなった。試合前時点で「0・78」だった防御率は「0・62」に。7回からは2番手・岩下がマウンドに上がった。

 メルセデスは、2回までいずれも3者凡退にする上々の立ち上がりを見せると、6回2死一、二塁で迎えた5番・阿部には右翼へ大飛球。だが、この回にセンターからライトについていたベテラン・荻野がランニングキャッチ。味方の守備にも支えられ、98球の粘投で6回を無失点で投げきった。

 チームは今季初めて若手の主砲の山口、安田の2人をスタメンから外すなど、オーダーを大きく変更。「1番・中堅」に荻野、「3番・右翼」に角中らをスタメンに抜てきした。角中は3打数3安打で猛打賞の活躍。荻野も4回先頭の村林の打球で華麗なダイビングキャッチを決めるなど、ベテランが躍動している。

 メルセデスは試合前時点で、先発5試合で計29イニングに投げ、防御率0・62だが打線の援護に恵まれず、勝ち星には縁がない。メルセデスは球団を通じ、「守備でいいプレーに助けられて、自分も積極的に攻めることができたよ。しっかり無失点に抑えることができて良かったです」とコメントした。

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