【ソフトバンク】連勝7で止まった 10日ぶり「みずペイ」初黒星 守護神オスナ背信9回決勝被打

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2024.5.1(水) 21:21

9回、楽天・小深田に勝ち越し打を許したソフトバンク・オスナ(カメラ・馬場 秀則)

◆パ・リーグ ソフトバンク3―4楽天(1日・みずほペイペイドーム福岡)

 ソフトバンクの連勝が7で止まった。4月21日のオリックス戦(ペイペイD)以来10日ぶりの黒星で、「みずほ」がついてからは初の敗戦となった。

 同点の9回、オスナが先頭の辰己に右前打を浴びると、1死二塁から小深田に勝ち越しの中前適時打を献上した。

 先発の大関が初回、浅村の先制打で1点を献上すると、3、4回も1点ずつ加えられ今季最短タイの4回KO。今季初黒星(2勝)となり「悔しいです。初回からリズムの悪い投球になってしまい、点を取られてしまった」と唇をかんだ。

 打線は2回に近藤が“幻の同点ランニング本塁打”。左中間フェンス直撃の当たりで、中堅・辰己が転倒し、クッションに手間取る間に三塁を蹴って本塁に突入したが、左翼・島内→遊撃・村林→捕手・石原とつなぐ好返球でホーム憤死。3回以降もスコアボードに「0」が続いた。

 敗戦で輝いたのは今季初スタメンとなったリチャード。「7番・三塁」で3回先頭は右中間フェンス直撃の二塁打、5回無死二塁では左前打、そして7回無死一、二塁では反撃の左翼線適時二塁打を放った。いずれも塁上で大股を開き、右拳を突き上げるパフォーマンス。昨年まで1月の自主トレを5年連続で押しかけ、師と仰ぐ山川もベンチでスタンディングオベーションからガッツポーズを返していた。1試合3安打は自身最多だ。

 7回はさらに代打・中村晃の遊ゴロの間に2点目を挙げ、続く代打・栗原の二ゴロ野選で同点とした。

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