【ソフトバンク】近藤健介、幻のランニング本塁打と史上最もヨロヨロのハイタッチ 判定覆り本塁憤死
スポーツ報知
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2024.5.1(水) 18:46
◆パ・リーグ ソフトバンク―楽天(1日・みずほペイペイドーム福岡)
ソフトバンクの近藤健介外野手が“走り損”でランニング本塁打をフイにした。
2回1死、カウント2―1から楽天・藤井の低め直球をすくい上げた打球は大きな弧を描いてバックスクリーン左のテラス席フェンスに直撃。中堅・辰己が転倒してクッションに手間取る間に、近藤は二塁を蹴る。さらに三塁コーチャーの井出竜也外野守備走塁兼作戦コーチはグルグルと腕を回している。近藤は三塁も蹴って本塁に突入。カットマンの遊撃・村林から送球が捕手・石原に帰ってくる。そして次打者・川村も近藤に「滑れ滑れ!」とジェスチャー。近藤はヘッドスライディングで本塁へ。捕球した石原は近藤にタッチ!
砂煙の上がるホーム周辺。近藤と石原が球審の笠原昌春氏を見上げると、副審判長は両手を広げてセーフをジャッジした。
安心とともに酸欠に陥ったのか、近藤は本塁で突っ伏したまま起き上がることができない。約20秒の後、フラフラと立ち上がった近藤は、苦しそうに顔をゆがめたまま一塁ダッグアウトに戻ると、プロ野球史上最もヨロヨロと勢いのないホームラン・セレブレーションのハイタッチを交わした。
しかしクロスプレーとなったため、楽天・今江監督はリプレー検証をリクエスト。その結果、判定は覆ってアウト(記録は三塁打)。鷹党から大きなため息が漏れると、近藤はベンチで苦しい表情のまま“走り損”をかみしめていた。
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