【ソフトバンク】強すぎ最速貯金10!連日のサヨナラ!対西武73年ぶり開幕5連勝

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2024.4.28(日) 17:37

延長12回2死満塁、打者・柳田悠岐のときに捕逸でサヨナラの生還をした三塁走者・緒方理貢(左)(カメラ・馬場 秀則)

◆パ・リーグ ソフトバンク3x―2西武=延長12回=(28日・みずほペイペイドーム福岡)

 ソフトバンクが連日のサヨナラ勝利で今季初の5連勝。12球団最速で貯金10に到達した。

 延長12回。先頭・栗原が右前打で出塁すると、緊急昇格でこの日の試合中にみずほペイペイに到着した三森は三塁への犠打。前日のヒーロー・川瀬は申告敬遠。1死一、二塁で、ベンチに残っていた最後の野手、代打・ウォーカーは中飛。最後は川村が右前安打でつなぎ、柳田の打席で捕逸で勝ち越しサヨナラとなった。

 開幕24試合以下での貯金10到達は2005年(24試合17勝7敗)以来。1955年には開幕10連勝も記録してる。

 これで西武戦は5戦5勝。開幕から対西武5連勝以上は、51年の10連勝(4引き分け挟む)以来73年ぶり2度目。当時のチーム名は「南海」と「西鉄」だった。

 初回2死三塁から山川の右前適時打で先制。3回に一塁・中村晃の野選で1点を返されたが、東浜と西武・隅田の投げ合いは6回まで1―1。投手戦となった。

 しかし7回に試合が動いた。2死無走者、甲斐がカウント1―2から隅田のチェンジアップに泳がされながら打球を左翼テラス席に運ぶ1号ソロで勝ち越し。すでにキャッチボールも行わずベンチで肩にタオルを掛けていた東浜も、バンザイで女房役をたたえた。

 甲斐は「(東浜)巨さんが踏ん張っていた中で、何とかしたいという気持ちだけでした。うまく拾うことができ、最高の結果となって良かったです」と笑顔の花を咲かせた。

 しかし8回に松本裕が1死満塁とピンチをつくると、佐藤龍に同点の右犠飛を献上。東浜の今季2勝目が消え、試合は振り出しに戻った。松本裕は27日の同カードまで開幕12試合連続無失点&ホールドを継続していたが、いずれも途切れた。

 10回津森が4番手として登板。1安打2四球と乱調気味だったが、1死一塁から左翼線への安打を放ちながら二塁で憤死したアギラーの凡走もあり、開幕11試合連続の無失点で切り抜けた。

 9回からオスナは2安打、津森は1安打2四球、藤井1は安打1死球、杉山は2安打1四球と、苦しみながらも4イニングを無失点リレーでしのいだ。

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