【西武】両リーグワーストタイ延長戦13連敗 9回3点差追いつくも延長10回サヨナラ負け
スポーツ報知
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2024.4.25(木) 05:35
◆パ・リーグ オリックス4×―3西武=延長10回=(24日・京セラドーム)
連敗を止めるには動くしかなかった。西武のスタメンが発表されると、SNS上でもファンから驚きの声があがった。開幕から20試合4番のアギラーに、外崎、源田といった主力をベンチに置いて、高松、山野辺、児玉ら控え野手を今季初めて先発で起用。4番には佐藤龍を据える新打線を編成した。松井監督は「こちらもちょっと動くという意味で動きました」と説明。その打線は最終回にようやく機能した。
3点を追う9回。先頭の中村剛が左越え2号ソロを放つと、佐藤龍が左翼フェンス直撃の三塁打で続き、平沼の左翼線二塁打で1点差に。なおも2死一、三塁で途中出場の金子侑の中前適時打で同点とした。「つなぎの4番として、という意味も含めて(佐藤)龍世を4番に置いて、(5番起用した)平沼も非常に状態がいいですから」と松井監督は意図を明かした。
7回3失点のドラフト1位・武内のプロ初黒星を消して延長に入ったが、10回に本田が崩れて今季4度目のサヨナラ負け。延長戦13連敗は15年~16年のDeNAに並ぶプロ野球ワースト記録となった。今季2度目の4連敗で借金は7。指揮官は「粘りも含めて明日につながるように」と前を向いた。
【記録メモ】 西武は今季5度目の延長突入で、10回サヨナラ負け。昨年6月15日の巨人戦から延長戦は13連敗で、50年の2リーグ制後、シーズンをまたいだ延長戦の連敗はDeNAの13連敗(15、16年=1分け挟む)に並んでワースト記録となった。
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