オリックス・宇田川優希投手（２５）が２２日、リリーフとしてフル回転することを約束した。昨年７月から訴えていた右肩のコンディション不良から復帰し、２１日のソフトバンク戦（ペイペイＤ）で今季初昇格。出番は訪れなかったものの、戦うイメージを膨らませていた。

　ウエスタン・リーグでは４登板で計４回を８奪三振と上昇中。連投やイニングまたぎについても「いけます」と即答し、「出遅れた分、しっかり自分の仕事をしないと。いろんなところでいきたいと思います」と、開幕からフル稼働状態のブルペンを救う心意気だ。

　昨季も故障による離脱を乗り越え、４６試合で４勝０敗、２セーブ、２０ホールド、防御率１・７７。特に得点圏では被打率７分９厘に封じた。「１試合も投げてない。信頼されないと、いい場面で使ってもらえない。結果を出していくことしか考えてない」。チームは勝率５割からの再発進。火消しのスペシャリストが、勝利の可能性を広げる。（長田　亨）

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