◆ウエスタン・リーグ　ソフトバンク―広島（２０日・タマホームスタジアム筑後）

　ドラフト１位の前田悠伍投手がプロ入り後の実戦＆公式戦初登板を果たしたが、ホロ苦いデビューとなった。

　２―１の７回に登板。先頭・大盛を一塁へのゴロに仕留めたが、自身のベースカバーが遅れて内野安打にすると、次打者・持丸の際に一塁けん制が悪送球となり、大盛は二進。持丸は投前にバントしたが、捕球した前田悠が一塁に悪送球して二走が同点の生還。持丸も二塁に進んだ（記録は犠打と投手の失策）。

　１死も取れず、３つのミス（記録上は２失策）を犯した１８歳のもとに、小笠原投手コーチが駆けつけた。だが、さすが大阪桐蔭出身のドラフト１位ルーキー。コーチの言葉に反応して、マウンド上で笑みを浮かべていた。

　続く内田は二直。佐藤はスライダーで空振り三振に仕留めた。だが韮沢には左中間へ勝ち越しの適時二塁打を献上。中村奨は左飛に打ち取ったが、プロ初マウンドは１回２安打２失点２失策で逆転を許す、忘れられないものになった。

関連ニュース

・【試合速報】ウエスタン・リーグ　ソフトバンク―広島（２０日・タマホームスタジアム筑後）
・【ソフトバンク】山川穂高が本拠地初の「どすこい！」　ＦＡ移籍後ペイペイＤで公式戦初アーチ　
・【ソフトバンク】ウォーカーの語る「Ｈランプ」の意味　２０打席ぶり点灯　ＨＩＴの「Ｈ」じゃなくて
・【ソフトバンク】ウォーカー、トンネル抜けた！２０打席ぶり安打　山川穂高も１４打席ぶり打からケチャドバ
・【ソフトバンク】山川穂高、ペイペイで鷹１号！「大きい追加点」スーパーカー並み？驚異の打球速度