ロッテの小島和哉投手が、３度目となる後輩とのマッチアップに闘志を燃やした。１２日の楽天戦は、早大２学年後輩の早川隆久投手とお互い先発で投げ合う。頼れるエース左腕は「負けていい試合は１試合もないので、勝てるようにしたい。僕は長く（イニングを）投げたいので、先にマウンドを降りないように頑張りたいです」と力を込めた。

　早川との投げ合いは両者先発に限れば、３度目となる。１度目は２１年５月２４日で、初陣は両者５失点を喫したが、後輩・早川が勝利投手。２度目の２２年８月２８日は、小島が７回１失点の好投で勝ち投手になっており、対戦成績は“１勝１敗”だ。

　今オフは、早大の先輩でソフトバンク・和田の自主トレに共に参加。小島にとっては可愛がっている後輩の一人で、「大学時代も入ってきて、ずっとすごかった。お互い切磋琢磨して、自主トレもやってきたので、負けないように頑張りたいです」と刺激を受ける存在だ。

　５日には１２球団一番乗りとなる完封勝利を飾った。自身３年ぶりの完封で勢いに乗る左腕は「打たれる時は打たれると思うので、とりあえず勢いのまま、初回から飛ばして行けたらいいと思います」と腕をまくった。

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