ソフトバンク今季初の連敗 1番・今宮&2番・周東で計6出塁も…高木豊氏「あとは山川が打つか打たないか」
ベースボールキング
- ニュース
2024.4.10(水) 06:20
ソフトバンク・山川穂高 (C)Kyodo News
◆ 猛打賞の周東に坂口氏「この打撃を続けてほしい」ソフトバンクは9日、日本ハム戦(熊本)に2-4で敗れ今季初の連敗。打線が10安打を放ちながら2得点とつながりを欠いた。
ソフトバンク打線は4点を奪われた直後の1回裏、一死二・三塁の好機を作るも、4番・山川穂高が遊飛に倒れるなど無得点。3回は5番・近藤健介が2号2ランをバックスクリーン左へ運び2点差に迫った。
5回は無死満塁と絶好のチャンスを作ったが、山川が痛恨の三ゴロ併殺。日本ハムの三塁・郡司裕也は三塁ベースを踏んだあと本塁へ送球し、三走・今宮健太は挟殺プレーで憤死した。なおも二死一・二塁で近藤は左飛。無死満塁で1点も返せなかった。2点差のまま迎えた7回も一死二・三塁の好機だったが、3番・柳田悠岐、続く山川が連続三振。5回以降は毎イニング先頭打者が塁に出たものの、計3併殺の拙攻もあり追加点を奪えなかった。
1番に入った今宮は1安打2四球、2番の周東佑京は3安打と1・2番の二人で計6出塁を記録。しかし、山川が4度の得点圏ですべて凡退するなど4打数無安打に終わり、悩める主砲は3試合連続ノーヒットで打率.158となった。
9日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』では周東の活躍を取り上げ、坂口智隆氏は「この選手がこれだけ打てて出塁できると、このチームの打線は怖い。インサイド寄りのボールを反対方向に打つことができればヒットを打てる確率はグンと上がる。こういうバッティングを続けてほしいと思いますね」と解説。これを聞いた高木豊氏は「あとは山川が打つか打たないか、今日の場合はね」と最後に付け加えた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』