【日本ハム】郡司裕也が今季初の「1番」で2安打&好守「打率もだんだん見栄えが良くなってきた」

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2024.4.10(水) 00:46

2回無死、中前打を放つ郡司裕也(カメラ・谷口 健二)

◆パ・リーグ ソフトバンク2―4日本ハム(9日・熊本)

 日本ハム・郡司裕也捕手(26)が今季初めて「1番・三塁」で先発し、2安打&好守で連敗ストップに貢献した。

 まずは初回先頭の初球。「行こうと思っていました」とソフトバンク先発・有原の150キロ直球をいきなり捉えた。チームを勇気づける右越え二塁打で打線が着火。そのまま打者一巡、一挙4得点の猛攻へとつながった。2回は再び先頭で初球を捉え、中前打でチャンスメイク。「1番だと積極的にいける自分がいる」とリードオフマンとして役割を全うした。

 守備でもチームを救った。先発の山崎福也が無死満塁の大ピンチを背負った5回。4番・山川の三ゴロを捕球すると、三塁ベースを踏んで落ち着いて本塁へ送球。試合の流れを変える併殺を奪った。「福也さん相手だと三塁線に(打球が)行きそうだなって。準備はできていたので、いい反応ができた」とうなずいた。好判断に助けられた山崎は「郡司がよく守ってくれた。本当に感謝です」と頭を下げた。

 1番に抜てきした新庄監督は「初球ね、ガツーンと。ああいう思い切りの良さを郡司くんは持ってるから。頼もしいよね」と持ち前の打力を絶賛。試合前から「突撃。捨て身タックルで行く」と意気込んでいた郡司は「打率も(2割台に到達して)だんだん見栄えが良くなってきた」と笑みを浮かべつつ、「調子を上げられるように頑張ります」とさらなるアピールを誓った。

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