【西武】隅田知一郎が7回無失点で2勝目「エスコンで投げると調子がいいんです」

スポーツ報知

  • ニュース

2024.4.6(土) 18:48

力投する西武・隅田知一郎 (カメラ・堺 恒志)

◆パ・リーグ 日本ハム2―5西武(6日・エスコン)

 西武・隅田知一郎投手が7回を4安打、無失点に抑えて2勝目を挙げた。

 昨季、エスコンで2戦2勝。うち1勝はプロ初完封という縁起のいい球場だ。「自分でもわからないですけど、エスコンで投げると調子がいいんです」。その言葉通りの好投をみせた。

 初回2死二塁の先制機でアギラーが右前打を放つも、右翼・万波の好返球で二塁走者の金子が憤死。その直後、先頭の加藤豪を内角への149キロ直球で見逃し三振に。「万波君の好プレーで流れが悪かったのですが、真っすぐでしっかり差し込めて乗っていけました」。相手がチェンジアップを狙っているとみるや、フォークボールを低めに集めて目線を外した。4安打も連打を許さず1四球。7回で98球とテンポのよさが光った。

 前日は延長12回で4時間22分という大熱戦。6投手をつぎ込んだとあって、少しでも長いイニングを投げて救援陣の負担をなくすつもりだった。それだけに、2勝目にも「意地でも長いイニングを投げたかったので、もう1回、もしくは完投できたらと。ちょっと悔しいですね」。3年目を迎えて責任感も増してきたようだ。

関連ニュース

【西武】佐藤龍が今季1号の先制右越え3ラン「振った結果が本塁打になりました」
【西武】岸潤一郎が今季1号の左越えソロ「積極的に振ったことがいい結果に」
【西武】今井達也が7回2失点で2勝目ならず「悔しいです」
【西武】新外国人のコルデロが来日1号「もっとホームランを打ちたい」
【西武】先発転向のボーを援護できず惜敗 松井稼頭央監督は「粘り強く投げてくれた」と高評価

記事提供:

スポーツ報知