◆パ・リーグ　日本ハム２―５西武（６日・エスコンフィールド）

　日本ハムは序盤の失点が響き、今季初の３連勝を逃した。打線が西武先発・隅田知一郎の前に沈黙。昨季も３戦全敗、防御率１・２９と苦しめられた左腕を攻略することができなかった。

　投げては先発の加藤貴之投手が２者連続被弾を含む７安打４失点で４回ＫＯ。今季初登板から２戦連続で敗戦投手となり「チームに迷惑をかけて申し訳ないです」と肩を落とした。

　前夜は４時間超えのナイターゲームを制し、延長１２回サヨナラ勝ち。新庄政権３年目にして初の貯金「２」となり、２位に浮上していた。６日の一戦で勝利し、１位のソフトバンクが同時間帯に行われる楽天戦で敗れれば１９年６月１４日以来、１７５８日ぶりの単独首位に浮上する可能性があった。打線は５点ビハインドの９回に２点を返したが、あと一歩及ばなかった。

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