【ソフトバンク】小久保裕紀監督の秘蔵っ子“元育成三銃士”がプロ初打点 均衡破る値千金の左犠飛

スポーツ報知

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2024.4.6(土) 16:15

7回1死一、三塁、先制の左犠飛を放った川村友斗(カメラ・池内 雅彦)

◆パ・リーグ 楽天―ソフトバンク(6日・楽天モバイルパーク宮城)

 ソフトバンクの川村友斗外野手が均衡を破るプロ初打点をマークした。

 6回1死から近藤が両軍初安打となる中前打で出塁。次打者・栗原の際に盗塁と暴投が重なって、近藤は一気に三進。栗原四球で1死一、三塁となり、プロ初スタメンの川村が3度目の打席に立った。そして1ボールから荘司の外角直球を捉え、大きなフライをレフトに打ち上げた。近藤が悠々と生還する値千金の一打となった。

 川村は緒方、仲田とともに“育成三銃士”として3月19日に同時に支配下登録されたプロ3年目の外野手。北海高を経て仙台大に進学しているため、準地元の杜の都でプロ初打点となった。昨年のファーム日本選手権で最優秀選手(MVP)に輝くなど、昨季まで2軍監督を務めた小久保監督の秘蔵っ子といえる存在だ。

 ここまでの打席は今月4日のプロ初打席は空振り三振。この日の第1打席は一ゴロ、第2打席は空振り三振で、まだプロ初安打は飛び出していない。

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