日本ハム・新庄監督が４日、他球団攻略への自信をのぞかせた。エスコンでの練習後に５日から対戦する西武戦を入念にチェック。試合終了まで見届け「だいたい（傾向は）分かっている。打つより守備重視でいこうかな」と連勝に向けた選手起用を思い描いた。

　監督室に５台のテレビを設置。この日は西武―オリックス戦（ベルーナＤ）とチームの２軍戦（横須賀）を同時視聴。「野球だらけ。（自前の）ｉＰａｄ入れたら７台。（頭を指さし）セ（リーグ）、セ、パ、パ…。目おかしくなる」と思わず苦笑いした。

　過去２年もデータ分析と情報収集は重視してきたが、日本一を狙う今季はさらに綿密で「打球方向、チャンスでこの打者はどこ狙いとか（指示が）合うことが多い。それが信頼にもつながってくる」と指揮官。最後は、週明けに対決するソフトバンク戦を見るために「（まだ試合開始の）６時になっていない？　大丈夫？」と足早に球場を後にした。（堀内　啓太）

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