【西武】武内夏暉、抜群のコントロールを培った小学生時代の練習 車に当てないよう気をつけて投げ続けた

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2024.4.4(木) 05:15

武内(左)はウィニングボールを手に松井監督とポーズ(カメラ・清水 武)

◆パ・リーグ 西武3-0オリックス(3日・ベルーナドーム)

 西武のドラフト1位・武内夏暉投手(22)が12球団のルーキー一番乗りで初白星をゲットした。オリックス戦(ベルーナD)でプロ初登板初先発した左腕は、パ・リーグ3連覇中の王者に7回1安打無失点、7奪三振で二塁も踏ませない快投。同郷・福岡の剛腕、山下舜平大投手(21)にも投げ勝ち、85球の鮮烈なプロデビューを飾った。

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 武内を支えているのが、類いまれなコントロールの良さ。その原風景は小学校の頃にある。北九州市の実家の塀に軟式球を当てることが日課のようになっていた。距離にして10メートルから12メートル。「(的は)ストライクゾーンぐらいでかなり細いのですが、それをずっとやっていて」。駐車スペースに車が止まっている時は、車に当てないよう気をつけなければならない。狙いを定めようとするとテイクバックが小さくなり、球の出どころが見えづらいとされる現在のフォームの礎になった。中学1年くらいまで続けたというが「そういう習慣は良かったと思います」。当時の遊び心は今でも忘れていない。

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